【Q&A】レーシックすればだれでも視力1.5になれる?

この夏休みでレーシックを受けたいと思っているのですが、レーシックの効果について教えてください。私の希望は視力が両眼とも1.5になることです。レーシックすれば、だれでも視力1.5を出すことは可能なんでしょうか? それと、視力が1.5になったとして、その後しばらくして視力が元に戻ってしまうことはないんでしょうか? 元に戻るまではなくても、視力が1.0とか0.5とかに落ちてしまうことはありえるんでしょうか?

レーシックすればだれでも視力1.5になれるかどうか・・・。残念ながら「だれでも」なれるとは、さすがに言い切れません。理由を説明します。

 

矯正量の限度は「6D」まで

 

日本眼科学会のガイドラインによると、レーシックによる矯正量の限度は「原則として6D」と規定されています。ここで「6D」とは何かというと、「D」はディオプトリーという単位のことで、光の屈折の程度を表すものです。

 

 

レーシックでは角膜の厚みを薄くすることによって、角膜を通過する光の屈折率を変化させます。このときのレーシックで変化させられる限度が「6D」という範囲までしかできない(削れる量に限度がある)ということです。

 

強度近視では「6D」の範囲を超えることがある

 

例えば、強度の近視の人の場合、レーシックで調整できる「6D」の範囲を超えてしまうことがありえます。つまり、エキシマレーザーで削れる限界まで角膜を削っても、視力1.5に達しない可能性があるわけです。

 

ということなので、もし仮に裸眼視力が0.01とかを下回ってるような場合は、どの程度の矯正が可能か、カウンセリングで医師に相談してみて欲しいです。

 

そもそも「6D」の矯正が不可能なケースも

 

なお、ガイドラインの規定では「6D」が限度ですが、生まれつき角膜の厚みが薄い人などは、矯正範囲が「6D」よりもっと狭くならざるをえません。このあたりのことも、適応検査を受けてみて自分の角膜の状態を調べる必要があります。

 

レーシックの術後に視力が元に戻ることはあるか?

 

レーシックで視力が回復しても、その後、視力が低下する事例はあるようです。例えば、いわゆる「目に悪い生活環境」で生活しているとか、「目に悪い生活習慣」を続けているとか、そういう場合には近視が進む可能性はあると思います。

 

例えば、薄暗い部屋で毎日10時間くらいテレビゲームをしてるとか、毎日就寝時に真っ暗な部屋の中でスマホをいじってるとか。ようするに、視力が悪くなってしまった生活環境をそのまま続けるのはよくないということです。

 

レーシックしたあとの視力をキープできるかどうかは、自分の心がけによるところが大きいと思います。

 

せっかくレーシックするわけですから、視力が低下しやすい生活習慣を見直してみてください。改善できるところは改善していきましょう。