【レーシック基礎講座4】適応検査・カウンセリングについて

 

【1】適応検査の目的とは?

 

レーシックを受ける前には、どのクリニックを選んでも、必ず「適応検査」を最初に受けます。適応検査は、あなたの目がレーシックに「適応」しているかどうかを調べる検査のことで、主に次の2点を調べます。

 

適応検査の目的
  • レーシックをしても問題ないか調べる(※目のコンディションをチェック)
  • レーシックで角膜をどの程度削るか決める(※手術で使用するデータを収集)

 

大前提として、何らかのトラブル(医療事故)があってはいけないので、適応検査では、あなたの目のコンディションを徹底的に調べます。そして、医師の診察で、問題ないと判断されれば、レーシックするのに必要な各種データを集めていきます。

 

ちなみに、レーシックで必要なデータには、以下のような項目があります。

 

レーシックで必要となるデータ
  • 視力
  • 角膜の厚さ
  • 乱視の有無
  • 角膜のカーブの度合い
  • 眼底のコンディション
  • 水晶体のコンディション
  • その他、麻酔などの薬剤の相性など

 

【2】レーシック手術を受けられないケース

 

適応検査で詳しく検査した結果、残念ながら、レーシックを受けさせてもらえないことがあります。つまり、あなたの目のコンディションが、レーシックに適さないと判断された場合です。

 

レーシックを受けさせてもらえないケース
  • 目に何らかの炎症・疾患がある(※レーシックの前に治療が必要)
  • 角膜の厚さが不足している
  • アベリーノ症の遺伝子を持っている
  • 抗菌剤など、使用する薬剤にアレルギー反応がある

 

レーシックできないとなるとショックではありますが、きちんと検査したからこそトラブルを避けられたということでもあります。結果は結果として受け入れるしかないですね。

 

いずれにしても、レーシックを受けるかどうかで悩んでいるなら、適応検査を受けてみないことには何も始まりません。レーシックを受けることができるかどうか、まずは診察してもらいましょう。

 

【3】適応検査を受ける前に注意しておきたいこと

 

適応検査では、角膜を削る量を決めるための各種データを収集します。もし、適応検査で正確なデータが収集できないと、術後の見え方に満足できないということもありえます。そこで、次のようなことに注意して、適応検査を受けるようにしましょう。

 

適応検査を受ける前の注意事項
  • コンタクトレンズ装着禁止期間を厳守する
  • 数日前から、意識的に目を休めるようにする
  • 目やになどは検査前に目薬等で洗い流しておく
  • 睡眠をしっかりとって体調を整えておく

 

もし仮に、術後の見え方に満足できなくても、角膜の厚みに余裕があれば矯正手術(再手術)することもできます。視力が思ったように出なかったケースも、左右の視力がアンバランスなケースも、角膜を削りすぎて過矯正になったケースも、どのようなケースでも再矯正できる可能性はあります。

 

とは言っても、できれば再矯正なしで、一度で成功するのにこしたことはありません。上記の注意点を意識して、正確なデータが計測できるように心がけてください。

 

レーシック手術の前に必ず受ける「適応検査&カウンセリング」についてお話ししました。いかがだったでしょうか?

 

適応検査の結果しだいではレーシックできないことがある。これって、意外と知られていない事実かもしれません。

 

レーシックは医療行為なので、安全に実施されないといけません。そのための仕組みとして、適応検査&カウンセリングがあるということです。