【レーシック基礎講座3】レーシックのリスクについて

 

レーシックはお手軽なイメージがあるかもしれませんが、手術なので当然リスクもあります。リスクの内容を理解したうえで、レーシックするのか、あるいはメガネやコンタクトレンズで過ごすのか判断することが大切です。

 

 

【1】「ドライアイ」のリスク

 

レーシックの手術では、角膜表面の「薄膜」を円形にカットして、フラップと呼ばれる薄いフタを作ります。この「カットする」ことの影響で、目の表面が乾燥しやすくなってしまいます。

 

そのメカニズムは必ずしも明らかになっていないようですが、一般には角膜の神経を切断することによる影響ではないかと言われています。もし詳しく知りたい場合には、クリニックのカウンセリングを受ける際に、お医者様に質問してみるといいです。よころんで教えてくれるはずです。

 

【2】「ハロー・グレア」のリスク

 

レーシックすると、夜、歩いているときなどに、街灯や信号の光が、ぼんやりと、にじんで見えるようになります。言葉で説明するのが難しいのですが、光が大きく膨張して見えるようなイメージだと思ってください。この、光が膨張して見える症状は、「ハロー・グレア」と呼ばれています。

 

数ヶ月かけて症状がおさまっていく

 

一般に、術後最初の1ヶ月程度は、ハロー・グレアの症状が強く出ると言われます。そのため、夜に自転車に乗るのが怖いなどという話も聞いたりします。

 

ただ、そういう症状も3ヶ月とか半年とか経過するにつれて、少しずつ気にならなくなっていくようです。レーシック後に急激に変化した見え方に「脳」がだんだん慣れてきて、視覚情報をうまく処理できるようになるのかもしれません。

 

ハロー・グレアについても、カウンセリングの際にお医者さんに質問してみてください。

 

【3】「感染症」のリスク

 

「感染症」というのは、患部にバイ菌が入り込んで生じる疾患のことです。レーシックは、フラップを開いて、角膜表面を削るわけですが、レーシック直後の「削った部分」は、バイ菌が入り込みやすいデリケートな状態になっています。そのため、レーシックした後の特に最初の1週間は、感染症に気をつけて生活しなければいけません。

 

現在のレーシックの感染症対策
  • レーシックの全行程に、医師の手が触れないレーザー機器を導入
  • レーシック前に抗菌剤を点眼
  • レーシック後1週間程度は定期的に抗菌剤を点眼
  • レーシック後1週間程度は抗生物質などの抗菌剤を服用
  • レーシック後の翌日検診、1週間検診などの徹底

 

レーシックが世の中で認知されはじめたころ、一部のクリニックで、衛生管理の不徹底が原因で、集団感染症を引き起こした事例がありました。衛生管理が徹底されているクリニックを選ぶようにしたいものですね。

 

レーシックのリスクについて解説しましたがいかがでしたか? リスクがあるなんて怖いなーと思ったかもしれませんし、リスクがはっきりして逆に安心できたという人もいらっしゃることでしょう。

 

いずれにしても、適応検査を受けて、医師から直接話を聞くことが大切です。どんなリスクがあるのか、そしてそれらリスクにどのような対策をクリニックとして考えているのか、そういったことをカウンセリングで質問してみてください。